知人のゲームをテストプレイした際に使える小規模開発用バグ報告テンプレート

ゲーム

ゲームを作るのが好きな人が近くにいると、テストプレイをお願いされたり、あるいはテストプレイをさせていただく機会を与えてもらえる人もいるかと思います。

「バグはとくになかったよー」とか「ちょっと誤字があったけどほとんど問題なかったよー」と「とても楽しかったよー」という、そういう報告ももちろん良いと思います。

しかし、個人あるいは小規模チームでありながらも本格的にゲームを開発したい場合は、テストプレイ時にどこまで見てくれているのかも重要な情報です。

たとえば僕なら、正常に動作している部分もちゃんと把握しておきたいです。

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素人意見をわかりやすく伝える

プロのデバッガーでもない素人にクオリティを要求するのは無理があります。

的確な指示がなければテストプレイヤーはどこをどうデバッグするのが効率的なのかもわからないと思いますし、そもそも個人開発の場合は開発者自体がどこをどうデバッグしてもらえばいいのかも結構わからないもので、テストプレイヤーに的確な指示を伝えようがないという状況もあります。

しかし、それでも報告のクオリティは求めたいという気持ちがあるというとき。

少しでもそんな人たちの役に立てそうなテストプレイ報告書のテンプレート的なものを作りました。

テンプレート

これはコピペ自由ですので、お好きに使ってください。

一通りプレイを終えましたのでプレイレポートを報告いたします。

【誤字・脱字】

【進行不能バグ】

【軽度のバグ】

【不自然な挙動】

【所感・提案・要望】
●良かった点

●気になった点・改善してほしい点

●提案

●要望

以上になります。参考になれば幸いです。

ゲームに重大な悪影響を与えているバグでなければ、修正は後回しにしてもいいのです。そこで誤字脱字、進行不能バグ、軽度のバグのように重要度を分類してあげることで、開発者は修正の順序立てをすることができます。

また、このテンプレートでは結構いろんな項目をあげていますが、要望や提案など、とくになければ項目自体を削除しても良いと思います。

ただし、正常動作していることを確認すること自体に膨大な時間がかかるため、開発者は結構「正常動作しているのか」に対して敏感です。

そのため誤字脱字やバグに関しては「どこまで確認してくれているのか」が伝わるよう、問題がみつからなければ明確に「なし」と記載したほうが良いです。

記入例

一応記入例もおいておきます。ご自由に参考にしてください。

一通りプレイを終えましたのでプレイレポートを報告いたします。

【誤字・脱字】
なし

【進行不能バグ】
・○○から逃げ延びると、逃げ延びたときのメッセージが表示された後、潰されたときのメッセージが流れてフリーズします。

【軽度のバグ】
・○○シティの市民Aの「△△△△~」というセリフがはみ出しており、一部読むことができません。

・○○との戦闘開始時になぜか「△△△△~」という無関係なXXのメッセージが表示されています。

・ストーリーモードをオート状態で再生時、長めの一部ボイスが再生し終わる前に次のメッセージに進んでしまいます。

・〇〇後、再度△△へ行くとなぜかまだXXがいます。

【不自然な挙動】
・○○との戦闘に敗北時、「ゲームオーバーになってしまった! でもサンプルゲームなので続行が可能!」というメッセージが表示された後に○○との会話が再開します。

・ボス○○を倒さずに逃走しても戦闘が終了しアイテムを獲得できます。

【所感・提案・要望】
●良かった点
・〇〇が豊富で楽しめました。
とくに△△な話は結構好きなので取り入れられていてうれしかったです。

・世界観がしっかりしていて、チュートリアルもわかりやすく作られています。道中のギミックも面白いものばかりで良かったです。

●気になった点・改善してほしい点
・○○を開始してしまうと前の画面に戻ることができず「やっぱり△△をおこないたい」と思ってもすべて内容を閲覧するかロードし直すしかない点が少し面倒だと感じました。

・SE全般の音量がやや大きいと感じました。少し音量を小さくした方がいいと思います。

・○○イベントがちょっとむずかしく感じました。 覚えればなんとかなりますが、初見だとなかなか厳しいです。

・ゲームの内容自体はよかったのですが、システム面がかなり使いづらく感じました。
快適なプレイ環境が提供されておらず、内容に集中できない場面も存在しました。

●提案
○○コマンドを使用した際にも△△するようにすれば、XXが表現できて面白いと思います。

●要望
○○のようなストーリーがあるとうれしいです。

以上になります。参考になれば幸いです。

報告時に気をつけること

ポイントは、とても些細なことでも報告書に記載するということです。

「SEが大きすぎると感じるのは僕の気のせいなのでは……」「こんなことが面倒に感じるとかいちいち報告しても無駄なのでは……」と報告を怠ると、ゲームはいいものになりません。

とくに快適なプレイ環境が提供されていないとユーザはそれだけで離れてしまうことがありますし、難易度設定の問題に関しては開発者がなかなか気づくことができないこともあります。

「提案や改善点を受け入れてゲームに反映するかどうか」は開発者の自由です。極論をいえば技術的問題で改善のめどが立たないなどの理由で改善をしないという妥協をするのも開発者の自由。

アイデアの取捨選択は開発者本人に任せ、テストプレイヤーは感じたままに報告するのが吉でしょう。

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